WordPressのメールが届かない?ロリポップ×Contact Form 7で送信失敗を解消するSMTP設定方法【完全ガイド】

はじめに:WordPressの「メール送信に失敗しました」問題とは?
WordPressサイトでContact Form 7を使っていると、
「メッセージの送信に失敗しました。後でまたお試しください。」
というエラーに遭遇したことはありませんか?
特にロリポップなどの共用サーバーを使っていると、PHPの“mail()”
関数では安定してメールが届かないことがあります。
この記事では、WordPress×ロリポップ×Contact Form 7の組み合わせでメール送信を安定化させる方法を、SEOやユーザー体験の観点も含めて解説します。
Contact Form 7のメール送信が失敗する主な原因
From
アドレスと実際の送信元(サーバー)ドメインが一致しない- GmailなどのSMTPを使い、なりすましと判断されている
- JavaScriptやreCAPTCHAとの競合
- PHPメール送信関数の不安定さ(特に共用サーバー)
補足:なぜSEOにも影響するのか?
- お問い合わせが届かない → CV機会のロス
- UXが悪くなる → サイトの評価低下
- サイトの信頼性が落ちる → E-E-A-T(専門性・信頼性)にマイナス
解決策:WP Mail SMTPを使ってSMTP送信に切り替える
WP Mail SMTPは、WordPressのメール送信をSMTPに切り替える人気プラグインです。
ロリポップのメールサーバー(smtp.lolipop.jp)と組み合わせることで、以下のようなメリットがあります。
- 迷惑メールに入らない(SPF/DKIMが効く)
- メール送信の安定性UP
- 「Fromアドレス」とサーバーが一致 → 信頼性◎
ロリポップ×WP Mail SMTPの設定手順(画像なしでOKな概要)
Step1. ロリポップで独自メールを作成
- 例:
info@yourdomain.com
- 管理画面の「メール設定」から簡単に作成可能
Step2. WP Mail SMTPをインストール
- プラグイン → 新規追加 → 「WP Mail SMTP」で検索してインストール
Step3. SMTP情報を設定
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
SMTPホスト | smtp.lolipop.jp |
ポート | 465(SSL)または 587(TLS) |
認証 | ON(メールアドレス&パスワードを入力) |
Fromアドレス | ロリポップで作成したアドレス(例:info@yourdomain.com) |
Step4. テストメールを送信して確認
- WP Mail SMTP → 「Email Test」からテスト送信
- 届けば設定完了!
送信エラーが解消されたらすべきSEOチェック3つ
- お問い合わせページの文言をリライトして、CV率を最適化
- フォームが信頼できることを明記(例:「このフォームは暗号化され安全に送信されます」)
- スキーママークアップの活用
- Contactページに
LocalBusiness
やContactPoint
の構造化データを追加
- Contactページに
- 送信後のサンクスページ設定
- 送信完了後のリダイレクト先にコンバージョン計測タグ(GAや広告)を仕込む
よくある質問(FAQ)
Q. GmailのSMTPじゃダメなの?
→ 可能だが、「From」がGmailでないと迷惑メールに入りやすくおすすめしません。
Q. SSLとTLSどっちがいいの?
→ 基本はSSL(ポート465)でOK。エラーが出るときはTLS(587)に変えてみましょう。
まとめ
ロリポップ+WordPress+Contact Form 7の構成では、WP Mail SMTPでロリポップのSMTPを使うのがベストプラクティスです。
メールが届かないだけで信頼を損ねたり、ビジネス機会を失ってしまうのはもったいない。
この設定で「送れる・届く・信頼される」フォーム環境を整えましょう!